V6の20周年。嬉しかったことと悲しかったこと。

何から書いたら良いんだろう。いろいろなことがあって、いろいろな感情が出てきて、もう終わった今でさえ、いろいろ思ってる。でも何となく、このごちゃごちゃした気持ちは書いておきたいかなと思って。数年後に見て、笑ったり懐かしんだりできるから。

 

20周年を迎えたV6への気持ちは言えない。今回、私は自分で思っていた以上にV6への気持ちがあることに気付いた。"好き"って気持ちだけではなくて、もっとこう心の中の、深いところにある、なんと言ったら良いのだろう、この気持ち。言葉にできない。

V6が20年間V6でいてくれたこと、そこに私も少しだけど関わることができたこと、胸がいっぱいで、涙が溢れてくる。

 

29日のコンサートでの剛くんの挨拶。

僕の人生にはみんながいて、みんなの人生にはV6がいて....すごく嬉しいです。これからも一緒にいろいろな景色を見ていきましょう

この言葉がすごく嬉しかった。私の人生にV6がいることは分かっていたけど、剛くんも、V6もおんなじ風に思ってくれていたこと、それを言葉にして伝えてくれたことが、本当に嬉しかった。

 

11月1日。私はこの日の公演に入れなかった。どうしても行きたかった。申し込んだ分は、私も友人達も、みんな落選。29日のチケットがダブっていたから29日の昼過ぎまで交換を探したけど見つからなかった。29日が終わって交換のチケットがなくなった後も開演直前まで探したけど見つからなかった。どうやら譲ります掲示をすると1時間で300件以上の連絡が来る状態だったらしい。29日でさえTwitterで譲りますと出すと短時間で沢山の方から連絡をいただいたが、その量とは比にならない。

チケットがない状態で会場に行ったのは初めてだ。ギリギリまで粘ってみようって気持ちが少し、家で1人で泣いていても仕方がないから友達といようって気持ちが大半。あと、デビューの時も10周年の時も会場の外で会見やったからやるかもしれないという気持ちがほんの少し。

結果的に、会場の外で行われた会見を見ることが出来た。ちょっとでも会えたらいいなと思っていたのだが、5mだか7mだかそれくらいの距離のところにV6が来てくれた。2015年11月1日はもちろんV6の20周年記念日なんだけど、もう1つ。私とV6の10周年記念日だったりする。好きになったのはもう少し前だけど、私が初めてV6に会ったのがちょうど10年前。2005年11月1日の10周年イベントだった。あの日から10年。会いたいと思ってた。会えないと思ってた。でも、会えた。会見前に来てくれた時は涙が止まらなかった。沢山の人がいたし、V6の目には入っていないと思うけど、あの距離で泣き顔を見られるのは嫌だと思っているのに、涙が溢れてきた。隣の友人も泣いていた。会見の後に来てくれた時は笑顔でいることができた。

チケットは結局見つからなかったけど、これで大満足だと思っていた。来てよかったー。会えてよかったー。チケット見つからないのは残念だけど、満たされたね。友人達ともそんな風に話していた。開演した後も1時間くらいは会場の近くにいて、それから冷えた体を温めるために鍋食べて、話して、途中まで一緒に帰った。

お祝いムードの中、こんなことを言って良いのか分からないけれど、1人になった途端、悲しくなった。やっぱり行きたかった。全然満たされてなかった。お風呂で泣いた。「ドームできるくらいの申し込みがあったけど、代々木にこだわった」ってつー子さんから聞いて、いろいろ思った。良い方も悪い方も。「20年前からFC入っている人は申し込みに不備があっても、どこかで当選させた」って話にも、いろいろ思った。良い方も悪い方も。ほぼ1日代々木の石畳の上にいて、寒暖差も感情の波も激しくて疲れ切ってるはずなのに、24時半に寝て3時半に目が覚めて、それから眠れなかった。「行きたかった。」この感情が頭の中を支配していた。WSは1つ見て、もう少し落ち着いたら見ようと決めた。裕翔が見たかった、嵐が見たかった、そんな感情は全くない。ただ、あの場にいたかった。V6と一緒にいたかった。あの約1万人の中に、昨日という日がどれだけ大切な日か分かっていない人もいる。嵐やJUMPや取材陣にでさえ嫉妬した*1。嵐のバックダンサーの件でさえ良い様に捉えることができなかった。朝から泣いた。

>頭では分かってる。仕方がないこと。当選しなかった。譲ってもらえなかった。全滅の人もいるみたいなのに私は2公演入れた。会見も近くで見ることができた。十分幸せなのは分かってる。頭ではちゃんと分かってる。でも感情が追いつかない。自分があの1万人の中に入れなかったのが悲しい。ただでさえ、寒い雨の日は鬱みたいになっているのに、昨日の今日で、この天気で元気になれるはずがない。

Twitterは昨日の公演が終わるくらいの時間から開いていない。見ない方が良い。私は、自分が行きたくて行きたくてたまらなかった公演の話を行った人から聞けるほどできた人間ではない。今後もこの見ていない期間のTLは遡らない。チケツイも沢山流したのに、RTも沢山してもらったのに、お礼参りも出来なくて申し訳ないと思っている。でもまだ開く勇気がない。

大丈夫。もう少ししたら浮上する。明日は学校へ行こうだ。今夜は7年前の学校へ行こうの最終回でも見ようかな。こんな日は気楽に楽しいものを見るのが1番良い。

 

これからどんな10年が始まるんだろう。2025年の11月1日、V6と昨日まで10年間一緒にV6を楽しんできた友人達と、また一緒に過ごせたらいいなと思っている。剛くんが言ってくれたように、これから先も一緒にいろいろな景色を見ていきたい。

*1:無意味で意味不明な嫉妬なのは分かってる