KinKi Kids Party !ありがとう20年 7/16

ハァーーーーなんかすごいものを見てしまった、というのが1番の感想。

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ってことで、行ってきました!KinKi Kids Party ! 2日目。

 

今回はつよしさんのことがあって、どんなイベントになるんだろうかとドキドキ。光一くんひとりでどうするのか先入観のない状態で見たかったから、ネタバレ一切見ないで行きました。

なんか全体的に重くて優しくて愛に溢れた空間で、あまり周りの雰囲気に飲み込まれないタイプの私ですら2回ほどボロボロ泣くという、完全に飲まれたのか私もあの短時間でftrというものに心酔するようになったのか。

とにかく光一くんが優しくて甘くて、ファンに対しても全然化け猫とか言わない。特に印象的だったのが「お前ら本当に俺のこと好きだな~ww」ってのと、「いつもファンのみけ入れてくれるからああいうこと(暴言みたいなこと)言える」とか(これ完全にニュアンス)、「これからの人生も一緒に生きていってください。」とか、とにかく甘くて優しくて、こんなに愛をストレートにファンに伝えてくれる人なのか...!と驚きながらも、すごく嬉しかった。(友人曰く今回はスペシャルに甘い光一くんだったとのこと)。光一くんに「お前らホントに俺のこと好きだなwww」って言われたの、嬉しくて嬉しくてとけた~今も思い出してとろけてる。

つよしさんに対してはもうさらにとびっきり甘くて優しくて。まあもともとつよしさんんと話してるふにゃふにゃ顔の光一くん大好きだから分かってはいたけど、それを間近で見てすごい...これか....ってなった。つよしさん映ってるモニター見てる光一くんの顔が本当に優しかった記憶があるんだけど、よく考えるとモニターしっかり見てるから私たちにはお尻向けてて、いつ表情見たんだろう?どこかのタイミングで見えたのか背中でそれが伝わったのかまでは分からない。モニター側にもカメラ置いてほしかったなー。つよしさんを見つめる光一くんの顔、私たちもつよしさんもちゃんと見れなかったと思う。終始つよしさんに甘くて優しかったんだけど、特に印象に残ってるのは、薔薇と太陽のためにPボーンをつよしさんのそばに用意してるけど、何度も「耳に悪いから吹いちゃだめだよ」ってホント何度も何度も言ってたことと、もう君以外愛せないのときにつよしさんが歌ってるときに光一くんは大丈夫だよ大丈夫だよってつよしさんに言ってるように優しく頷きながら聞いてるところがもうなんかもう....なんかもう!!!!

それからたくさんのゲストが来ていたんだけど、ゲストが来るたび「そこつよし君の場所だから空けといて」ってほとんど毎回言ってて、つよしさんの場所しっかり守ってて、上からの映像見ても、つよしさんのポジションは空いてるだけでなくしっかり照明も当てて、光一くんもスタッフさんもつよしさんの場所をすごく大切にしているのが伝わってきた。そしてゲストの中で唯一?潤くんと相葉ちゃんが自分たちの立ち位置どこにするかって時にモニターのつよしさんが映るようにって考えてそれを口に出してて、なんとまあできる後輩!と感心したわー。

私は今回のイベントを光一くん一人でやると知ったとき、もちろんつよしさんのことはすごく心配だったけど、同時に光一くんが一人で、急遽一人でやることになったこのイベントでどういうものを魅せてくれるのか楽しみにしていた。でも、いざ行ってみたらずっと2人で、つよしさんの中継はちょっとだけだと思ってたけど、ずっと中継繋がってて、あーーつよしさん元気だーーー良かったーーーって嬉しかった。光一くん1人じゃなかった。2人でやってくれたイベントだった。すごく安心した。

歌とかどうするのかなー?と思ってたんだけど、まさかのつよしさんパートはファンが歌うという、ぼけーっと見てるだけの予定だったから(笑)、え?こんなに歌うの?ゲストが来てるときもファンが歌うの?ってなったけど、任せてくれたの嬉しかったよ。いつも飲み物あまり飲まない私はコンビニの行列見て飲み物買わなくていいやーって言ったら、普段なにかをごり押ししたりしない友達が珍しく私に飲み物買って!お願いだから買って!と何度も言ってて、こんな感じなの珍しいから駅のホームの自販機で買ったんだだけど、理由が分かった。友達はネタバレしないようにしてくれてたから、これだけ歌うこと言えなかったみたいで。優しいね。200mlのお茶ちびちび飲んでたけど最後の方から寝るまで手が痺れてたから脱水起こしてたのかも〜

円盤化されてない映像をいくつか一緒に見たんだけど、普段家でやって勝手にあーだこーだ言っているものを、光一くんと一緒にできたの嬉しかった。「ここでそれ流したらあかんやつ~」って言うから何かと思ったら、六甲おろしだった。それはいかん...!「ベイスターズのみなさんすみません!」と言いながらハマスタ六甲おろし(笑)

 

Hey!みんな元気かい?

オープニングに派手さはいっさいなく、光一くん出てくる前にモニターのつよしさんが出てきてゆるゆるお話して、しばらくして光一くん出てきてゆるゆるお話して、しばらくしてこの曲歌ってみたいな。全体的にゆるゆるまったり。Hey!つよし元気かい?って歌ったり。 

FRIENDS(滝様、勝利くん)

ハァーーーーー帝劇歴代座長!歴代ジャニーさんのスペオキ!顔がめちゃくちゃ良い3人のこの並びよ!美の暴力で何見てるんだか自分がよく分からなかったわ。勝利くんはじめましての隣にいた友達も「勝利くんの顔すごい...」って言ってた。せくぞんちゃんスタイルおばけ多いからグループにいると勝利くん小柄に見えるけど、光一くん滝様と並ぶと勝利くん1番背が高くて1番小顔だった。光一くんが何度も「本当にイケメンだな!」と。滝様のことも、なんて透き通った顔なんだ!って昔思ったらしい(ジャニーさんに「タッキーだよ!」って自慢されたとか)。ハァーーーみんな顔が良い。Jr.の時にFRIENDSで後ろの階段でゆらゆらしてたという滝様の言葉で再現しようと!光一くんのバックで滝様と勝利くんがゆらゆらしてて、最後は3人で肩を組みながら歌ってるときの姿よ。ハァーーーー美の暴力!

勝利くんはすごく緊張しているのが伝わってきて、バックついたことある?って話のときに「ボク今20歳で....」と言うと客席は拍手したんだけど拍手を聞いた勝利くんは「ボクのことはホントいいんで...」とかもうずっと恐縮してて、FRIENDSでバックやって!ってなったら、「これでキンキさんのバックやったことあるって言える!」って喜んでて、でも常に控え目で、お顔が最高に良くて、階段でゆらゆらしてるのホントかわいくて、後輩として最高すぎて、私は勝手に鼻高々でした。ハァーーーーうちの勝利くん最高だからみんな見て!って気持ち。勝利くんはソロコンでキンキの曲を結構やってて歌えるし踊れるから、あの場で「ソロコンでやってます!〇〇できます!」と前のめりに言えば、やれる可能性あったんだろうけど、そういうことも言わずに滝様の横でにこにこふわふわしてて、話を振られたらきっちり丁寧に話してて、ずっと低姿勢で後輩力高くて自慢の勝利くんだったー。光一くんSexy Zoneお気に入りみたいで勝利くんいないときも話題に出してくれたり、勝利くんに「ここが俺のセクシーゾーン~♪」と言ったり、「今度はSexy Zoneのバックで踊るね!Sexy Zoneのファンにはいっぱい手振る!(客席見なら)君たちには振りません!」って。

薔薇と太陽

「昨日も汗かいたんだけど、もっと汗かこうかなと思って」と、薔薇と太陽。生で観れた~!生シャルドネ~!つよしさんパート歌いながらもシャルドネでギャーーーーってなって、多分いろいろ分かってる光一くん照れ笑いしてたわ。ハァーーーー♡生シャルドネたまらない♡タキシードで歌い踊る光一くんめちゃくちゃかっこよかったー!後ろでは中継のつよしさんがPボーン吹くふりしてて、ちょっとシュールだったけどすっごくよかった!上にも書いたけど、その前の何度も吹いちゃだめって言う光一くんも良かった。光一くん汗だくで、歌い終わってジャケット脱いだらシャツだけでなく、ベストも汗で染みてた。蝶ネクタイ外して~って堂島孝平さんに外してもらってたんだけど、どんちゃんそのポジション代わって...!羨ましい.....

カナシミブルー(中丸氏、うっくん)

出てきた瞬間、キャーーー!カナシミブルーーーー!と私が。KAT-TUNと言えばカナシミブルーのバックだもんね。2人は過去のことから頭が上がらないみたいで、「あの時は本当にすみませんでしたっ!」「僕がその立場だったら殴ってました!」って過去の自分たちの行動をめちゃくちゃ反省していた。ゆっちがキンキとKAT-TUNで撮った写真見せてくれたんだけど、スマホが指紋だらけで見づらかった(笑)うっくんめっちゃヤンキーだったけど、ずっとペコペコしててヤンキーだけどアニキに頭上がらない感じ(笑)マイクここ置きなよ〜って光一くんがやろうとしたら「そんなっ!めっそうもございません!」と言わんばかりに自分でやろうとしてるけど分からなくてうろうろしてるみたいな(笑)

やっぱりカナシミブルーやってくれて、2人はバックで踊ったんだけど、立ち位置決めるときにうろうろしてて、まあ当時は6人だったもんね...って思ってたら本人たちも「6人のときはバランス取れてたんですけど」って同じこと言ってた。カナシミブルーのバックのKAT-TUNめちゃくちゃ見てたから、しっかり踊ってくれてるの見れて感無量!ちょっと前に出てくるところとかも当時のまんまだった!「カナシミブルー作ったのそこにいる堂島さんだよーMistyとかもそうだよー」と光一くんが言ったら、中丸氏「僕Misty大好きなんです!ソロでもやってて!」って握手してた。どんちゃん「中丸くん推します!」って。光一くん「またキンキとKAT-TUNで何かできたらいいね。やろうね。」

もう君以外愛せない

光一くんが「ずれても良いから一緒に歌おう」ってつよしさんに言って、中継だからどうしても1テンポくらいずれちゃうらしくて、何度も何度もずれてもいいって光一くんが言ってて、バラードの方がやりやすいから..とこの曲。もうね!これね!!上にも書いたからあまり書かないけどさ!!もうこれダメだった~泣いた~~。つよしさん歌ってるときの光一くんが優しくてボロボロ泣けたし、一生懸命合わせようとするつよしさんやバンドの方にも泣けたし、1度どこかでぴたっと一致して、ずれてても素晴らしくて泣けたけど、一致したところはまた鳥肌たったし、なんかもうすごいものを見てしまった...って感じ。多分、このもう君以外愛せないは一生忘れない。忘れたくない。

突発ラブ(仮)

光一くんが作曲で、前日は歌詞がないからラララ~で歌ったらしいんだけど、前日のイベントの様子を見て急遽つよしさんがまだ完成ではないけど...と前置きしながらも歌詞を書いて、それ見ながら光一くん歌ってくれたんだけど、すごい良い曲だった!映像で花火見て「離れた夜空に咲く花」、昔のハマスタのイベント思い出して「故意に落ちた稲妻」(これは故意と恋かけてるのかな?と思ったけどどうかな?)、ペンライト見て「愛のネオン」、それに「会いたい」とか「大好きよ」とかついて、つよしさんの言葉選びの才能すごいなあと思った。完成するのが楽しみ。突発ラブってタイトルにしてそのフレーズも入ってるけど、「嵐に復活LOVEって曲あるからダメだわ~」と光一くん。(その後、相葉ちゃんが大丈夫だと思います!って言ってた。)

薄荷キャンディー(マッスー)

この日唯一つよしさんのポジションに入ってつよしさんパートを歌うことを許されたマッスー。というか、光一くんはずっと「つよしくんのポジションには誰も入れない!つよしくんのパートはファンが歌う!」ってスタンスだったんだけど、剛さんが「僕のパート歌って」って言って、2人でデュエット。上手だった~。ハモリもぴったり。光一くんと目を合わせてタイミング取って歌ってるのよかった。光一くん「いつもつよし君と目を合わせて歌うことはしないけど、それは目を合わさなくても歌えるから。でも今日はこうやって目を合わせながら一緒に歌って気持ち良かった」みたいなこと言ってた。マッスーは「緊張して足がガクガクしてます。本当はもっと上手に歌えます」って言ってたけど、本当に上手だったよ。

この時、中継先のつよしさんのところには内くんが送り込まれてたんだけど、内くんとつよしさんはほとんど面識ないみたいで、すごい気まずい感じ(笑)内くんが来てくれると知った光一くんがつよしさんの方に行かせてそれを見て楽しむという変なプレイしてて光一くん大喜び。でも、薄荷キャンディー歌ってる最中、つよしさんと内くんの距離縮まってたよね?映像越しにだけど、マッスーと内くんが手振ったり呼び合ったりしてて、光一くんも「NEWSじゃん!」とか言うし微笑ましいんだかヒヤヒヤするんだか。光一「今度NEWSのコンサート行くよ!そのときは内も連れてく!」内「チェリッシュまでは踊れるよ!」光一「いいかげんヒヤヒヤしてきた...」。当時、友達が内くんファンでまあいろいろあったから、いろいろ思い出したわー(苦笑)

ちょうどこの時に山下公園の花火が上がってて、マッスー「あれはお祝いの花火ですか?」光一「違う、他人の花火」。あーでも光一くんと一緒に花火見れたーーー嬉しいーーーー。もう花火デートみたいなもんだよ。

青の時代

つよしさんのお母さんがカラオケでいつも歌うという青の時代をつよしさんのソロで。青の時代、to Heartあたりはドラマも思い出してぐっとくる。つよしさん、歌うことは問題ないみたいで良かった。

愛されるより愛したい(潤くん、相葉ちゃん)

やっぱり嵐が出てくると歓声の大きさが違うな~。潤くんが青で相葉ちゃんが赤い服着てたのはわざとかな?MUSIC DAY通りにやってくれるかな?光一くんが「ごめんね、今日はつよしくんの部分はファンが歌うの」みたいなこと言って、こちらとしてはどうぞどうぞって感じだったんだけど(笑)、2人も「もちろんです!」と納得してバックに徹してた。モニターのつよしさんのこと考えて立ち位置きめる2人はさすがだなぁって印象。「MUSIC DAYのお礼に光一くんが飲み連れてってくれるって言うからつよしくんも一緒に行きましょう!」みたいな話の時に、光一くんが「金なら出すから店は決めて!」って言ってて、ハァーーーー♡金払いの良い男最高!かっこいいー♡ってなるよね。

Kissからはじまるミステリー(潤くん、相葉ちゃん)

練習したんだろうな~ってくらい完璧に踊ってた。かっこよかった!MUSIC DAYのときに2人がしっかり練習しててそこまでやらなくて良いのに真面目だな~って思ったと光一くんが言ったら「でももし光一くんがSMAPさんや光GENJIさんのバックやるってなったらそうしません?」と言われて、「やる!」と即答の光一くん。良かったよ~!3人見たいから目も忙しいし、つよしさんパート歌うだけでなく、フッフー!ってやったりもするから結構忙しかった。光一くん「嵐の20周年にはお祝いに行くね」。2人がハケるときに、相葉ちゃん「後半戦も楽しんで!」と言うから、ここから後半戦?と思ったけどその直後に光一くんが「では最後の曲です」と。

Anniversary

泣けたし、最後は他人のではない、キンキの花火がステージの後ろからバンバン上がって、派手な演出大好きだから、嬉しかった!綺麗だった!野外って感じ。伴奏に合わせて話す光一くんを見ると、好きって気持ちが溢れ出てくるんだけど、この曲の時そうだった。

挨拶。光一くん「いつもみんなに甘えちゃうけど、これからの人生も一緒に生きていってください」ってもうこんなこと言われたらたまらないよ...「今回こういうカタチになったけど、今まで20年、20年以上やってきたプライドあるから、今回もキンキとして成立させられるって思った」って言ってて、めちゃくちゃかっこいいなって思った。つよしさん挨拶の時、ちょっと涙目かなあって思ったけどどうかなあ。ゆっくり休んでね。

 

そんなこんなで、すごいものを見てしまったというパーティーでした。年末に2人そろったコンサートを観に行けたらいいな。

今回のイベント、楽しんでいいのかな?ヘラヘラしてていいのかな?とか思ってたんだけど、前日に光一くんがジャニwebで、嬉しいこと言ってくれて、それ見て楽しむ!!って思えたの良かったし、つよしさんの更新でも元気だけど大音量がダメって何がダメか知れて良かったし、あのタイミングで2人が更新してくれたの本当に優しさを感じた。光一くんなんて10か月ぶりくらいの更新よ(笑)

後はグッズ売り場が最高だった。冷房完備で待機列を作るホールにはモニター何台もあってコンサート映像とか流れてるし、グッズ買い終わったら、前回のコンサートの衣装全部と紅白の衣装が展示してあって、この衣装展示だけでも入場料払えるよ~とか思うとうまい具合にCDとか売ってる(笑)衣装展示は、友達の解説付きで見たからすごく分かりやすかった。紅白の衣装が特にすごかったなー。2人とも思ってたより小柄で細かった。グッズ売り場と待機場のホール2つ、1日350万、2日間で700万よ。おまけにハマスタに入ったら売ったら1500~2000円くらいしそうなタオルくれたし、優しさを感じた。でも今回のイベントちゃんと黒字になったかなぁとか心配しちゃう。

18時から始まって終了は20時50分ごろ。1人だし2時間あるかないかかな?って思ってたけど、盛りだくさんだった。

もう胸いっぱいのKinKi Kids Partyでした。すごいものを見た....

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うちわかわいい。

 

ミュージカル レ・ミゼラブル を初めて観た

観に行ってきたよー。ハァーーー観れて良かった!満足!6/27夜。

レミゼは、最初に知ったのが映画で、まずCMで民衆の歌を聴いて、この曲好き!と思って映画館に行った。重たい話だけど曲が素晴らしくて、ミュージカルやってるなら行きたいなーと思って。それでも何年かは行ってなかったんだけど、今年ようやく行った。

席は1階センター後列。フライングのある舞台なら2階から見るのも好きなんだけど、フライングない舞台は2階だと疎外感を感じる気がして私は1階が好き。中列が良かったんだけど、座席選べるときに残ってなかったし帝国劇場は後列でも観やすいから問題なかった。SHOCKだとS席の席なのにA席の値段で観れてお得と思ってしまう。

レミゼ(映画)は重たい。何度かDVDでも観てるんだけど、次の日とか「しんどい~~つらい....」って言ってる。最後に亡くなった方も含めての民衆の歌の大合唱があるから、見終わった直後に良かった~って思うんだけど、ちょっと時間が経つとやっぱりつらい...ってなって、さらに1年くらい経つともう1回観よ~ってなる作品。それを何度か繰り返してる。

舞台は映画ほどしんどくなくて、観やすかったかな。場面転換が早いから良い意味でも悪い意味でも気持ちを引きずらないでサクサク観れる。早くてストーリー知らない人がみたら理解できないかもしれない。歌に圧倒されてるうちにころころ場面変わる。間延びしなくて退屈しなくて暗い気持ちを引きずらなくて私は好きだけど展開が早すぎて拍手したいなーって思っても拍手できないときも結構あって、それはちょっと消化不良だったかもしれない。

私は映画版でどうしてもジャンバルジャンの最期、迎えにくるファンティーヌの髪が短いの納得できないんだけど、舞台は綺麗なロングヘアで良かった。全てから解き放たれたファンティーヌがあの髪のはずがないから。ジャンバルジャンの最期、苦しみから解き放たたれたファンティーヌとエポニーヌが迎えに来て、ジャンバルジャンが逝って、マリウスの腕の中でジャンバルジャンからの手紙を読むコゼット...そして全員で民衆の歌を歌うシーン、とても良かった。

やっぱり生歌&生オケは良い。圧倒される。特にOne Day Moreが良かった。1幕の最後にこの曲なんだけど、この曲聴いた時点で「来て良かったー、チケット代分もう楽しんだ」と思った。他の曲も好きな曲ばかりだから生で聴けたのは良かった。ほとんど全部歌で台詞と歌と切り替わる部分がないからずっとコンサート状態で贅沢な時間だった。

トーリー的に仕方がないんだけど、舞台が暗くて少し見づらかったとは思う。制作側が見せたいところに視線が集まるようにしてある照明で、そのそのシーンのメインのスポットライトが当たる人だって暗めだから、他の人はさらに暗い。見づらい。いろいろなところでいろいろな人にいろいろなことが起こってるストーリーだから、観たい部分はこちらで決めさせて~と思う気持ちと、まあそういう世界観だし仕方がないねという気持ちが半々。

私は10年以上毎年Endless SHOCKを観ていて、結構な頻度でいろいろなことをSHOCKに結びつけてしまうところがあるんだけど、やっぱり同じ劇場で見ているとSHOCKのこと考えてしまうことも。もちろん違う作品だし比べるものじゃないというのは分かっているんだけど、砦が突破されてみんなバンバン撃たれたとき誰も砦から落ちないし、ジャベールの最期もジャベールが橋から落ちるのではなく周りが上がる演出でジャベールが落ちたように見せていて、SHOCKなら人が落ちるのに~下にマット敷いて落ちようよ~と思ったけど、まぁアクションやってる人たちではないからね。

SHOCKは基本的に光一くんだけ観てれば私は大満足なんだけど 、レミゼは特にこの人が好き!というのもないし、主役級の人がたくさんいて、あっちも観たい、こっちも観たいと目が足りなかった。

終わった後の出演者紹介みたいなところ、音楽が全くなくて、観客の手拍子だけが頼りだったの初めての経験で驚いた。だからと言って拍手を強要されているとは思わなかったけど、こういうやり方があるんだなあと思った。カーテンコールは3-4回。体感では結構長いことやったかな。早くスタンディングオベーションしたい~立ちたい~って思ったけど、こういう長くやっていてファンが多くいるような舞台はルールとかあるかなあ後ろの人に迷惑だったらなあという気持ちからなかなか立てず... でも、3回目くらいで立った。やっぱりルールがあるのかな?私の見える範囲ではほぼオールスタンディング。カーテンコールの回数とか、スタオベの状況とか、公演によって変わるのかどうか気になる。ちなみにSHOCKは毎公演同じ(千穐楽とかは多かったりするかもだけど)。ほぼ全員同じタイミングで立って、ほぼ全員同じタイミングで拍手も終わる。それもどうなんだろうか...

 

ジャンバルジャン福井晶一 / ジャベール:岸祐二

岸さんのジャベールがすごい迫力で、ジャンバルジャンの福井さん若干食われてた感はある。福井さんジャンバルジャンの力強さと優しさもとても良かったんだけど、岸さんジャベールが出てくるとジャベールの圧倒的存在感が際立つ。カーテンコールでこの2人が握手してハグしてたのすごく良かった。ジャベール、なんかもう「あなためっちゃジャンバルジャンのこと好きだよね(笑)」ってなるよね。

ファンディーヌ:和音美桜

夢やぶれては圧巻だったけど、他はあまり印象に残らなかったかなー。とにかくラストのシーンが映画と違ってロングヘアで良かったというのと、歯を抜かれるシーンと犯されるシーンがなくて良かったという印象。映画のアンハサウェイが強烈で、映画と比べても仕方がないけど、どうしてもそのイメージがまだ離れない。

 コゼット:生田絵梨花

かわいい。綺麗。華がある。パッと目を引くビジュアルは素晴らしい才能。もう少し声量ほしいかな?って思ったところもあったけど、それもまたコゼットの儚さみたいなものを表現しているのかもしれない。綺麗な声で綺麗な表情で歌っている姿はとても良かった。前半の工場のシーンと娼婦のシーンでもパッと目を引く美人。すぐ分かる。工場でファンティーヌを見る冷たい目も良かったし、何より娼婦役のときが良かった。いくちゃんが挑発するような顔して男を見て腰振りながらラブリィレイディ歌ってるの最高だった。カーテンコールでリラックスしてふわふわにこにこしながら上下にリズム取ってるいくちゃんめちゃくちゃ可愛かった。

マリウス:海宝直人

歌が上手くてスタイルも良くて綺麗なお顔だった。すごく上品でマリウスの衣装もよく似合ってた。もうコゼットに夢中で夢中で革命だというのに恋の病みたいになってて、すぐそばにいるエポニーヌの気持ちも全然気づかず残酷なお願いばかりして、あの緊迫した中でなにかこう漂うお坊ちゃま感が良かった。歌も、語るように歌うというか、すごく聞きやすくて感情も伝わってきて、初めましての方だったんだけど、これから注目したいって思った。生田さんのコゼットと海宝さんのマリウス、ハァーーー目に良い。耳にも良い。

 エポニーヌ:唯月ふうか

華奢な身体で圧巻の歌声だった。エポニーヌつらいねぇぇと思いながら見てた。切なかった。切なかったー。

 ガブローシュ:大西統眞 / リトルコゼット:宮島瑠南

2人とも子供なのに歌がすごく上手で!たくさん拍手したかったけど、時間的にカーテンコール出れなかったから残念。

 テナルディエ夫妻:KENTARO / 森公美子

映画ではこの夫妻に対して嫌悪感しかないんだけど、舞台ではコミカルで下品な歌うたったり非道なことしてるときもあるんだけどどこか憎めなくて、全体的に暗い舞台だからこの2人が陽気に歌って踊ってるシーンは笑えて楽しくて明るい気持ちになれた。照明も明るかったし。拍手も大きかったなー。

森さんは以前SHOCKで観ていて、迫力がすごくてそれから何年経っても「森さんの胸の1つが光一くんの顔のサイズくらいあるから!」って言ってるんだけど、それをオットに見せたくて、森さんの日にした(生田さんも選んだ)。ビジュアル面も歌も存在感がすごくてオットも驚いていたし楽しんでたみたいで良かった。

 

観終わった直後は、良かったしOne Day More観るためにもう1度行きたい!という気持ちもあるんだけど、まぁやっぱり暗いし今後は私の好きな人が出演するとかにならなければもういいかな、満足したかなという感じだったんだけど、数日経ったらあの時あの人はどうだったんだろう、とかそういうのが出てきたからまた来年以降観に行くかもしれない。お金と時間に余裕があれば行きたいけど、コンサートやら舞台やら、行きたいものたくさんあるから選ばないといけないのつらい~